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2016 / 06 / 18

写真はつねに完璧な二元論のなかで実現します。

といっても、ディティールというものもあって、
白から黒になるとき、いきなり変わるのではなくて、
段階があってたくさんのグレーがあって次第に白くなったり黒くなったりする。
わかってるよ、と思うんだけど、いつもわかったつもりでいることに気がつく。
撮ってみたり見てみたりして初めて気がつく。
言葉だけでは理解できないね。

月が出ている日はどろぼう学校の絵本を思い出す。
どろぼう学校のみんなで夜中にどろぼうするけど、
月はみているよっていうやつ。だった気がする。違うかも。
悪いことをしていても誰かが絶対見ているよっていうことか、
もしくは月は鏡で自分自身が見ているっていうことなのかなあ、
どっちなんだろう、といつも考える。
とにかく善い行いをしろという意味でもあるかな。

レジデンスは続く。