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2016 / 09 / 23

deep pillでover dose。

後輩からもらったポータブルカセットプレイヤーで四日間くらい
ずっとディープピル。
deep pillっていう名前も相応しい中毒性ありすぎるカセットseer。
2年前くらいに?聞いてたミックスみたいの以来の久しぶり感。
よお久しぶり。
4曲しか入ってないのもいい。四曲だよ。
最高の尺。
すぐ終わるからガシャコンガシャコン変えなきゃいけない。
電車でガシャコン、街中でガシャコン、これは歩きスマホより危険。
このトチ狂ったガシャコン儀式を繰り返すあたり、致死量超えてます。
でも致死量超えてる私かっこいい。
A面一曲目が結局一番好きだけど、カセットは全部聞かなきゃいけないじゃん。
それもまたいいよなあ。って、グライムスが言ってた。
うんうん、全くあなたのおっしゃるとおりで。
世界のほとんどあなたの仰せのとおりです。MØもきっとそう思ってる。
うんうん、とグライムスの説法を聴き入る私とMØが見えてきます。
こうしてまた人は何かにすがりつくのでした。
しかもカセットとか、かさばるから結局入れてる一本しか聞かないから、
あああ飽きたちくしょうと思っても、その場ではもうこれしかないから聞く。
で、結局ハマる。ディープピルでオーバードーズ。
いい曲作ったからデモテープだけどあげるね、って言われてもらった感じ。
こうやって中毒者を増やす方法ですね、わかります。


MØにシンパシ感じるのでデザイン前回から変えた12号。

撮りおろしではないしなんだかやっつけになってしまったけど
週刊だからこういうときもある。毎号当たらない。
文春の凄さはね、じつはスクープじゃなくて連載への細かい気配りだから。
みんな勘違いしてるけど、常連を大切にしてんだよ。
っていう思いこみ。こわい。

餃子屋さんのレモンサワーうまいけど、あれはガムシロ入れてる気がする。
それうまいってどうなのかしら。
目の前で20人くらいで送別会してて、それを見ながら一人で餃子フルコース。
んで、ぐびぐび飲む。うまい。
送別会とか関係ない人の方が楽しめるかも。
混ざればよかった。

2016 / 09 / 18

new zine
感光

ルイジギッリのモランディのアトリエや、
トーマスルフの室内の写真などを見て、それらを意識してプリントしました。
日本で初めての開拓者かもしれない、と自惚れるほどスパークした一冊。
これまでの写真と少し変わった気がする。気がするだけ。
暗室の中で光を感じた。まさに感光。

スキャンし忘れてたネガが出てきた。
その頃はトーマスルフは見ていなかったし写真講義も読み始めた頃?
だったような気がするけど、写真はそれを意識したのか?という感じ。
プリントしてみると、感動しました。何度も見てる。
なんとも不思議な。
家の中の写真なんだけど、内装変わったから懐かしいと思った。
寝ぼけながら撮った写真かと思う。
太陽光浴びたての身体であっちの世界とこっちの世界を彷徨いながら撮ったはず。

タイトルも良いです。
私は写真用語がすごく好きです。
写真用語でありながら、なにかメッセージのような
重くのしかかる、ずしっとくる言葉だと思います。

感光、とは光を受けて化学的反応を起こすことだと。
プリントは印画紙に感光させて作ります。
写真のネガも感光させます。
でもその物質的なものだけではなく、
私自身も光を受けながら撮影したし、
その光に対してシャッターを切りました。

私はこれまで、もっと根拠のある写真を撮りたいと思ってましたが、
それはなんだか写真ではないような気がしてきました。
写真とはなにかという問いに対する応えを、
私なりに見つけていきたいです。

あと週刊フリーペーパーです。


少しデザイン変えました。
自分が留学生のような気分でフィルムで作品制作するという。パート2。
アーティストインレジデンス。
留学は夢だけど仕事にしないとちゃんとやらないと思う。私は。
勉強だけするって無理だ。絶対寝る。
19日とか書いたけど今日小さかった女でout now.
あと買ってもらった写真担いでえっちらおっちらこれから西小山へ向かいます。
なぜこんなに自分のことに一生懸命なのかナゾです。
夏は過ぎたけど汗が止まらん。
でも私の意志とは関係なく勝手に私が作り始めるので、仕方なし。

フィルムでご依頼頂いたポートレートや、
Cプリントの発注ありがとうございました。
近々2013年より前のプリントをオフィシャルウェブの方で公開したいです。

大勢の求めるものにはなれませんが、なる気もありませんが、
いや要するになれないんですけど、たった一つの本物を作れます。
おわり

2016 / 09 / 15

where to now?のUを毎日毎日来る日も来る日も聞いてる。

この間見に行った今もやってる近美のドイツ人の写真や、イタリアの写真家の写真講義、
とかそういうの見てる間にlondonのwhere to now?から出た、Uのvienna orchestraを聞くと
やっぱりヨーロッパへ行きたいなあと思います。
アジアにはない文化に触れると、はっとなります。
いわゆるカルチャーショックです。
日本人では思いつくことができないであろうことばかりが溢れている。
それがカルチャーショックです。

いい意味で勿体無い作り方をするのがすごくかっこいいと最近思います。
写真について言えば、今は私の中で普通に撮ることが流行っていて、
それはルイジギッリの受け売りですが、はじめてその言葉に出会ったときに、
自分のやってきたことと一致して、すっとしみこんできました。
写真は三次元を二次元にするので、全く同じに複写することができません。
しかも人間の目はカメラのレンズよりもとても精密です。
だから写真を見て普通だと思うことができる、
そうコントロールできる写真家は素晴らしいと思います。
ドラマチックではなくて、当たり前の風景をしっかり撮ること、
それは勿体無いように感じるけれど、写真そのものの力だと思います。
いろんな写真がありますが、今の私はそれが流行ってる。
これがやりたかったんだよ、ということや言葉がいっぱい出てきて、
写真講義はそろそろ読み終わりそうです。
同じ部分何回も繰り返し読んだりしてるけど。
いや一回読んだだけでは本質には到底たどり着けない。
何回か読んでやっと意味がわかる。それから次へ行く。

それでUは、バカンスで訪れたウィーンで見つけた
大量のクラシックのレコードをサンプリングして
これ作ったそうなんですけど、写真よりもやっぱり音楽は先に行ってる。
写真は芸術の中でもかなり低い位置にあるけど、音楽は私の中では頂点で、
写真はその音楽のルーツ?を後から辿っているように思う。
最近、過去の誰かの撮ったものを、自分でプリントしていないものをセレクト、
そして展示するというスタイル、作品が多くなってきたようで、
それは写真という歴史がやっと長くなってきたことの表れと、
そもそもそんなことは音楽やアート?の中では割ともうやってきたもので、
写真は随分あとからだなあと私は思いました。

で、このUは写真にも似ている気がして、キーワードで言えば
バカンス、お土産、セレクトなど。
訪れた土地の記録を再構築?っていうんですか。
作り方がまるで写真。
持って帰ってきて、作るという行為そのものが写真。

写真にはノスタルジーがあるようでないと思うけど、
このクラシックのサンプリングも聞いたことがあるようで、
まるでないような、写真に通ずるものがある。
あと大量に買って、クラシックなんてポップに比べて一曲がすごく長いものが多いし、
それを1時間?くらいのアルバムにする勿体無さと
セレクトのセンスが本当にかっこいい。

それを発掘する力や発信する力もあるし、とにかくかっこいいと思う。
泥臭くない。ヨーロッパ独自の教育や感覚が渦巻くこの頃。
Uを聞いてたらちょうどUが届いてレコードで聞くいま。
自分のやってきことと好きなものとがうまく混ざりあって
オリジナルが確立できたらいいかなと思います。

2016 / 09 / 10

mamou 10 mirage
蜃気楼

蜃気楼を見たことがあるっていう話。
あとモロッコでは陽炎を見た。
その年の現美のフランシスアリスはちょうどモロッコのことで、
その映像で陽炎を見たから、もしかしたらモロッコで見てない気もしてきた。
それも含めて蜃気楼。
毎週月曜はmamoupaper公開。神保町ユーロスタ。
誰かに頼まれてるのかってくらいきっちりやってるけど、
勝手にやってるだけ。フリーペーパーペライチ。

磨耗ペーパー結構しんどくなってきたけど、
叩けばアイディアなど腐るほど出てくるもんだと思った。
訓練だな。

明日MINOLTAオートコード持って、
二年ぶりにお祭り撮影しようかと思ってる。

bandcamp間違えてアカウント消してしまった。
凹む。なんでこんなことに、凹む。

2016 / 09 / 08

mamou 09 flaming
9月です。

ウィークリー続いてます。やめるわけがない。
もうすぐ三ヶ月だけど続けられそうなのでまだ続けます。
続。

こないだ近美の展示行ったけど面白かった。すごい楽しめた。
私がすごくそうなんだけど、日本ではすぐ自分の感情とか気持ちに?
というか、自分主体のことで写真を撮りがちだけど、
そういうのじゃなくて、実験的に取り組んでいくスタイルが
かっこいいし、説得力あるし、良いものだなあと思う。
室内の写真すごくすき。
大きい写真もかっこいい。
アクリル加工してみたい。
発想がすごく面白い。

室内の写真良い良い言ってたら、
まおっぺの写真と似てるところある、と言われて、
それはニューカラーとかから出発してるシリーズだったから
すごい嬉しかった。
未だに日本では本気のニューカラー見たことない、
多分私が見たことないだけで絶対いると思うけど、
でも私は本物になりたいなあと思った。

まず普通に撮ることが写真に近づく一歩。
ふむふむ。先生なるほど。

シノゴで撮ろうかなあと少し思った。
展示とかずっと一人で行ってたけど、
予定があえば誰か誘っていこうと思った。
一人だとみた感想をうちにしまって、悶々としてしまう。
もんもん。

今度、西神田交差点ていうタイトルのポストカード展やりたい。

ていうか多分やる。インクジェットプリントで、百円で売ろう。