new zine
感光
ルイジギッリのモランディのアトリエや、
トーマスルフの室内の写真などを見て、それらを意識してプリントしました。
日本で初めての開拓者かもしれない、と自惚れるほどスパークした一冊。
これまでの写真と少し変わった気がする。気がするだけ。
暗室の中で光を感じた。まさに感光。
スキャンし忘れてたネガが出てきた。
その頃はトーマスルフは見ていなかったし写真講義も読み始めた頃?だったような気がするけど、写真はそれを意識したのか?という感じ。
プリントしてみると、感動しました。何度も見てる。
なんとも不思議な。
家の中の写真なんだけど、内装変わったから懐かしいと思った。
寝ぼけながら撮った写真かと思う。
太陽光浴びたての身体であっちの世界とこっちの世界を彷徨いながら撮ったはず。
タイトルも良いです。
私は写真用語がすごく好きです。
写真用語でありながら、なにかメッセージのような
重くのしかかる、ずしっとくる言葉だと思います。
感光、とは光を受けて化学的反応を起こすことだと。
プリントは印画紙に感光させて作ります。
写真のネガも感光させます。
でもその物質的なものだけではなく、
私自身も光を受けながら撮影したし、
その光に対してシャッターを切りました。
私はこれまで、もっと根拠のある写真を撮りたいと思ってましたが、
それはなんだか写真ではないような気がしてきました。
写真とはなにかという問いに対する応えを、
私なりに見つけていきたいです。
あと週刊フリーペーパーです。
少しデザイン変えました。
自分が留学生のような気分でフィルムで作品制作するという。パート2。
アーティストインレジデンス。
留学は夢だけど仕事にしないとちゃんとやらないと思う。私は。
勉強だけするって無理だ。絶対寝る。
19日とか書いたけど今日小さかった女でout now.
あと買ってもらった写真担いでえっちらおっちらこれから西小山へ向かいます。
なぜこんなに自分のことに一生懸命なのかナゾです。
夏は過ぎたけど汗が止まらん。
でも私の意志とは関係なく勝手に私が作り始めるので、仕方なし。
フィルムでご依頼頂いたポートレートや、
Cプリントの発注ありがとうございました。
近々2013年より前のプリントをオフィシャルウェブの方で公開したいです。
大勢の求めるものにはなれませんが、なる気もありませんが、
いや要するになれないんですけど、たった一つの本物を作れます。
おわり