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2021 / 07 / 04

 

8月9日から一週間、個展をします。


中澤真央 個展 「光の覚書き」

日時
2021年8月9日(月)〜2021年8月16日(日)
12:00〜19:00

場所
Place M 東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F 

在廊したりしなかったりすると思いますので、twitterやインスタなどで前日にお知らせします、よろしくお願い致します。

AUTOCORDの展示から約一年経っての個展です。その後、去年の10月くらいからカラープリントで白の表現というテーマをベースに、これまで撮ってきたものから選んだり新しく撮ったりしたものを暗室でカラープリントしました。グループ展「旅しないカメラ/Travelling 11」で展示した6枚も展示します。もし見逃した方は今回の個展に来て頂ければと思います。また6枚だけ展示した時と印象が随分変わると思いますので、グループ展に来て頂いた方も変化を楽しんでもらえるかな?と思います。


写真の制作意図のようなものを書きました。制作意図が気になる方もいるし、意図を伝えることも作家の役割だと感じているので書いてます。でも流石に見たあとの方がいいような気もするし、ずっと見なくてもいいような気がするので行間開けて書いてます。見たくない方はここでお別れ、写真展宜しくお願い致します。



















制作意図
ずっと自分の生まれた土地を撮影するということでオリジナリティを作ってきたつもりなのですが、それを続けていくなかで暗室でのカラープリントを褒めてもらえたり、写真の中の白が良いと言ってもらえたりして、私の外側の情報のオリジナリティに頼らなくても、これまで続けてきた写真制作という一連の行為の中に誰にも盗まれることのない自分のオリジナリティがあるかもしれないという表現に挑戦しています。タイトルですが、挑戦中、まだまだ写真について学んでいる途中、一人の写真家の勉強ノート、あるいは人類史の記録の断片のようなもの、みたいなイメージです。写真には言葉と同じくらいの伝達能力があると私は思っていて、自分の写真がゆくゆくは古代ローマの壁画のような記号に見えたらいいなという一つのボヤーっとした夢があります。前回のシリーズタイトルが「AUTOCORD」というのはカメラの名前ですが、ほぼ自動的に記録される記号や文字、という意味に勝手に捉えて(CORDはCODEとも思って)付けました。今回のは、そしてそれから私はどうなった?という感じです。
あと、毎回タイトルは付けてますが、一つの大きな作品を作っている感じです。やっと序章が終わったかな?前書き?
かなり脱線しますが以前、岩波ホールで見た「ヴィオレット」という映画のマルタンプロヴォ監督の言葉「人は人生をかけて芸術家になっていく」に感銘を受けて、そして共感し、はっきり言うとそれから「私も作家になっていきたい」と強く思うようになりました。
この「光の覚書き」は新章になるはず、なる!させてやる!と言う根性でテーマを決め笑、作りました。俺の根性です。

ここまで熱弁して色々ほざきましたが、作品にとって作家の意図が一番邪魔だなあと思うことが私にはあるので鑑賞していただく皆さんには適当に読み流してもらって、ピュアな気持ちで写真を見てもらえたら、と願ってます。制作意図が気になる方もいるし、意図を伝えることも作家の役割だと感じているので書きました、でも無視してください笑。そういういろんなものを超えて行く力が写真にはある!と私は信じています。

2021 / 07 / 01

 

もう7月になった、今年もあと半分ってことか。確定申告が近付いてくる、だいぶ気が早いけど。

8月9日から1週間Place Mで展示します〜!完全に個展です。あと1ヶ月、時間がない!でもできる!去年と大体同じ時期にまたやります。1年に1回以上出来たらいいなと思いつつ、今年は5月にグループ展にも参加出来たので良かった、、、。個展は1年に一回が目標、あとは声をかけてもらって展示を依頼されたりしたいな、そしてグループ展にも縁があれば参加したい。

グループ展がかなり楽しくてとても良かった。写真の話しかほぼしないってあんまりなかったなあ、と参加して思った。専門学校に通い始めた頃のこと思い出してた。大学生活も楽しかったけど写真とか映画とかそういう話をよくするようになったのは専門学校からで、そこにいた人もみんな写真とか映画のことよく知っているし、というかその話をするのが普通の感覚の中にいるっていうことが新鮮で燃えた。写真やカメラに毎日触れて一日に一つ何か学んでいるという実感もこれまで通り生活しつつ、もっと写真の話(構図とか技術の話ではないもっと違う何か)をこれから少しずつ増やしていくことがちょっとした目標。

7月になったけど梅雨は調子が上がってきたみたい。