コンテンツ

2012 / 01 / 26

お祭りの準備。
櫓を組み立ているところです。

町会全体で祭りに積極的な町って
結構ファンタジーだよなあ、と。

小学生の頃習っていたピアノの先生のお家に
絵が一枚飾ってありました。
遠くの方に街があって、手前の方は野原で、
その野原から街に向かって一本の道がすっとあって、
空は夕焼けと青空と混ざり合ったような感じで、
これは帰り道の絵なんだと勝手に解釈していました。
とてもかわいらしい絵だったので、
絵の中に自分が入って、あんな街に帰ってみたいなとよく思ってました。

最近、私は毎日そういう町に帰っているような感じがします。
小さい頃から繰り返されている行事と
小さい頃に見た絵が、なんだか今さら被って見えてくる。

記憶はとても曖昧で、変わっていくものです。
あの絵が本当に夕焼けだったか、実はよくわかりません。
でもそのときの感情を忘れずにいたら
いつでも同じ風景を感じ取れる気がします。